管理人「ROY」が日曜日に作っている模型
の展示場です。
各ジャンルに別れてますのでごゆっくり
ご鑑賞下さいませ〜。

大日本帝国海軍 超弩級戦艦大和型弐番艦 戦艦「武蔵」です。
日本で「戦艦」と言えば何をおいても「大和」で、映画にとりあげられるのも、アニメにもなったりもとりあえず「大和」が矢面に上がります。
私もキライではないんですが、なんとなく地味〜な印象の武蔵ってちょっと可哀想ですよね。

一億総玉砕の先駆けって奴でやはり「大和」の最期はみんな知ってますが「武蔵」の最期は・・・ん〜〜〜〜どうだっけ?
ってのが正直な所と思います。

そんな訳で私はとりあえず「武蔵」を私の戦艦模型の第一弾に選びました。

"MUSASHI"

大和とどこが違うのか?と、問われれば砲台の数とレイアウトが違うくらいなものでその他の見た目の大きな違いはほとんどありません。
相当なマニアじゃない限り見分けるのは困難だと思います。

今回はそんな武蔵の最期の雄姿、捷一号作戦時の仕様で作って見ました。

いろんな文献を調べるに、当該作戦時武蔵は船体全体を明るいグレー、甲板を黒く塗っていたと有ります。
ただし実際見た事ある人がもういないので、歴史上確かに存在してたのに証明出来るものがないってのも不思議なもんです。

でもホントに「黒」に塗るのは抵抗があったので、黒く見えるコゲ茶で塗装しました。

武蔵はこの作戦で、大和・長門を逃がす為に敵の標的となり集中攻撃を受け爆沈します。
ですが攻撃の開始から50発を超える魚雷と爆弾と言う大爆撃に9時間近く晒され続けたと言うから驚きです。
この21世紀になってもこの被爆撃数は破られてない記録だそうです。
まさに浮沈艦。

大和の最期も武蔵があったればこそで、そこは歴史の必然と偶然の入り混じる所ですが、やはりロマンを感じてしまいます。

・・・武蔵のウンチクだらけになりましたが肝心の模型はと言うと、船体自体はフジミのフルハルを使ってますが、
   艦上構造物は全てタミヤに置き換わってます(笑)

FUJIMI 1/700 FULL-HULL
IMPERIAL JAPANESE NAVY
YAMATO CLASS 2nd SHIP
BATTLE SHIP