管理人「ROY」が日曜日に作っている模型
の展示場です。
各ジャンルに別れてますのでごゆっくり
ご鑑賞下さいませ〜。

AOSHIMA 1/350 IRONCLAD
IMPERIAL JAPANESE NAVE
TAKAO CLASS 3rd SHIP
HEAVY CRUISER
"MAYA"
in 1944

大日本帝国海軍 条約型重巡洋艦高雄型参番艦 重巡洋艦「摩耶」です。

2007年の夏、微妙な(失礼!)カーモデルメーカーだと思っていたアオシマから突如発売された1/350の軍艦シリーズ、
「鋼鉄艦(アイアンクラッド)」の第一弾が高雄でした。
サスガウォーターラインシリーズの雄だけあって、その模型の再現手法はすばらしく、艦船模型業界に「1/350」と言うスケールを一般的化するのに一役買ったと言っても過言ではないでしょう。
これはそのシリーズの第四弾の摩耶。

高雄型巡洋艦において、一艦だけ第三砲塔撤去し防空装備を充実させた「防空巡洋艦」となった独特の姿が
同型艦の中で一番の人気であると聞き及んでいます。

さてこの摩耶、1/350なのでデカイ!
非常に見ごたえと存在感があり、巡洋艦とは言えスンゴイ迫力です。

また、高雄型では良く言われるこの船体に比べると巨大な艦橋は、どこか現在のイージス艦に似たシルエットを感じます。

予想通り1/700よりエッチング作業は楽でしたが、キットそのものの素材が大雑把なので、どこかを集中してディティールアップするとバランスが崩れるので、そう言った所のほうが気を使います。

何しろ艦載機が大味すぎる(笑)

また、空中線は俗に釣り糸等で行うのが一般的とされてますが、1/700にはよいけど、全体的にディフォルムがされてる1/350では細すぎると思い、今回は全てピアノ線で行っています。

硬くてまったく弛まないので、かなり良い感じです。

船体色は・・・
摩耶は神戸造船所なので呉工廠色・・・などと思いつつもカッコよく見えるのがナンボなんで、F-15用の305番のグレーで塗ってます。
軍艦の「青みがかったグレー」ってのはこんなカンジでしょう。

いやー、1/350はデカくてカッコよいですね〜

メーカーさんにはがんばって、金剛型にとどまらずビシバシ出して欲しいモノです。